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setup【12~6ヵ月前】親への挨拶&報告~心構え&身だしなみ編~
結婚を決意したら、お互いの親に挨拶を。相手の親に好印象を残せるかが重要。すでに顔見知りだとしても、心構えを新たにきちんとした誠意ある態度で臨もう。清潔感ある身だしなみや丁寧な言葉づかい、落ち着いた話し方、話を聞く姿勢、表情など気を付けよう。最初に良好な関係を築いておくことが、これから始まる結婚準備・新生活を円滑に進める上で大切となってくる。最初が肝心と心得て。
こうすればOK!4つの事前準備でスムーズに当日を迎えて!
まずは自分の親に結婚の報告をする
親は当然、どんな人と結婚するのか、この先どうしていくつもりなのかが心配なはず。名前/年齢/略歴(出身地や出身校、職歴など)/職業/性格や趣味など、相手の基本的な情報をあらかじめ伝えておこう
お互いの親に挨拶に伺う日程を決める
余裕をもって2週間前には連絡を。先方の都合の良い日時を複数あげてもらって調整しよう。時間帯は食事時を避けて、昼食後から夕食前までの2~3時間を目安に。日取りを気にするようなら大安を選んで。
パートナーに自分の親の情報を伝える
これまでの付き合いにもよるが、大切なのは親とパートナー、双方が理解し合えるよう取り計らうこと。親が気にしそうな将来の展望や人生設計なども、あらかじめふたりで話し合い、答えられるようにしておこう。
挨拶時に持参する手土産を検討しよう
初めての訪問でなくとも、手土産を持参するのはマナー。予算は3,000~5,000円を目安に、1週間ほど日持ちするものを。相手の好物、出身地の銘菓や銘酒など、話題になりそうなものも、気遣いがうかがえて◎。
挨拶&報告(例)
新郎の親へ
(新郎)
新郎:「〇〇〇〇さんです。彼女は大学時代からの仲間で、知り合った頃からまじめに交際をしてきました。真剣に結婚を考えておりますので、ぜひふたりの結婚を認めてください」
(新婦)
新婦:「〇〇〇〇です。先日〇〇さんからプロポーズをされまして、誠実な彼の人柄に、私もこの人ならと承諾させていただきました。よろしくお願いいたします」
新婦の親へ
(新婦)
新婦:「今お付き合いしている〇〇〇〇さんです」
(新郎)
新郎:「はじめまして。〇〇〇〇と申します。〇〇さんとは会社の同期として知り合い、4年間真剣にお付き合いさせていただいておりました。この先の人生を彼女とともに歩んで行きたいと、先日結婚を申し込んだところ、承諾していただきました。つきましてはご両親(お父さま、お母さま)にもご了承いただきたいと思い、本日うかがった次第です。どうか、彼女との結婚を認めてください。よろしくお願いします」
こんな時どうする?結婚報告に関するQ&A
Q1 相手の名前を呼ぶときは?
A1 ニックネームや呼び捨てでは、親はカチンときてしまうことも。「〇〇さん」と名前で呼んで。親のことは「〇〇さんのお父さん・お母さん」と呼ぶのがベスト。
Q2 彼が10歳年下。反対されたらどうしよう?
A2 男性側が若い場合、親が反対しがちな理由は「若すぎる」「頼りなさそう」という場合。将来への具体的な展望や生計のことなど、先のことをしっかり考え、計画していることをアピールしよう。
Q3 実はさずかり婚。どう打ち明けたらいい?
A3 親にとってとまどうことだが、大切な命を授かったことはなるべく早く伝えたい。大事なのは先に結婚の意思を伝えたうえで報告すること。妊娠したから結婚するのではなく、慶事が重なったことを強調しよう。
Q4 相手に離婚歴あり。やっぱり反対される?
A4 結婚相手に離婚歴がある場合、親が気にするのは「離婚の理由」。できれば訪問前にいきさつを説明しておいて、当日は本人から誠実に説明を。前の結婚で子供がいる場合は親権や養育費のことも明確に話そう。
当日の服装と身だしなみ
見た目の印象や清潔感も大切なマナーの一部。これから大切な報告に臨む、真摯な態度の表れでもある。「着飾る」のではなく、礼儀として身だしなみをチェックしてみて!
<男性>
・身だしなみ
ひげをしっかり剃るのはもちろん、鼻毛のチェックも忘れないで。靴下もできれば新品を用意しよう。
・服装
グレーや紺系のシンプルなスーツが無難。シャツやネクタイも派手なものを避け、シャツにはアイロンをかけてシワがないように。
・ヘア
茶髪や長すぎる髪は印象がよくない。きちんとカットして清潔感のあるスタイルに整えること。
・靴
新品でなくてもよいので、よく磨いておくこと。脱いだときに目立つので、中敷きの傷みもチェック!
<女性>
・服装
スーツかワンピースが無難。正座の場合を考えてタイトスカートは避ける。露出過多、派手過ぎは減点要因。
・ヘアメイク
明るすぎる茶髪や金髪、派手なメイクはNG。清潔感のある髪型で、ナチュラルメイクを心がけて。
・靴
高すぎるヒールは避け、歩きやすく脱ぎ履きしやすい靴を選ぶこと。ブーツも着脱に難があるなら避けて。素足はNG!必ずストッキングを着用して。
・小物
つけ過ぎや高価すぎるアクセサリーはNG。婚約指輪をもらっている場合はつけても◎。バッグも高価なブランドよりもシンプルで上質なものを選んで。